嗚呼!! 燻製への道 その7

さて、今日はついに燻煙だな。


外も快晴だし、いい燻製日和じゃないか。



今回は仕込んだ豚バラ、ゆでたまご雪印ベビーチーズの3点に挑戦しようと思う。

最初私はゆでたまごは殻ごと燻煙するのかと思っていたのだが、
よく考えたらそんなわけなかった。つるんとむいてくれ。
チーズは高温で融解してしまわないものを選ぶのがポイントだ。



買ってきたS字フックは当然先が尖っていないので、竹串で穴をあける。

ちなみにこの竹串は普段私がつまようじに使っている。(←今回唯一のネタ)


中々厚くて硬かったが、なんとかフックが通ったぞ。


吊るしてみるか。意外と長いな。もう少しでアミに届いてしまうほどだ。


チーズとたまごも置いてみた。いいんじゃないか。



早速スモークウッドに点火だ。
ライターで、というわけにはいかないからな。カセットコンロを使用した。


煙を肉眼で確認。よし、閉めるぞ。


隙間からわずかに煙が漏れている。うん、ひとまずここまでは問題無いな。

あとは2時間待って様子を見るんだ。
モンハンでもポケモンでも何でもいいが、時間をつぶそう。














これは、3時間後の姿だ。

実は、2時間経ってあけてみたら、スモークウッドが全然燃えきっておらず、
食材にも変化がなかったので、ウッドを追加投入していたのだ。

たまごは明らかに焦げてる部分があるな。
チーズはイイ感じの色になってるんじゃないか。















そしてこれが7時間後。

たまごが完全にやり過ぎな色になってるな。途中で入れ換えるべきだった。
豚にこれといった変化は見られないが、時間的にはもう充分なので、
ここで燻煙を終了した。









実食だ。
たまごは特に味をつけたわけではないので、ゆでたまごを焼いたような感じだな。
香りはするが、そのまま食べるようなものではなかった。

一方チーズは、まさに市販の「スモークチーズ味」のチーズの味になっている。
ちゃんと燻煙している分、こっちの方が香り高くてイイ感じだ。


豚はあまり見た目が変わらない気もするが、燻煙は成功していると信じよう。

どちみち直後では煙臭くて食べられたものではないらしく、
さらにこの後乾燥させなくてはならない。
いったい完成までに何度乾燥しなければならないんだろうなぁこの豚は。


仕方がないので部屋干しにしたぞ。
部屋に肉がぶら下がってるって、何かシュールだな。



ということで次回は最終回だ。
まぁ肉焼いて食うだけだがな。



to be continued...