嗚呼!! 燻製への道 その8

さて、と。


あれ、なんの話だったか…


あ、分かった。

そう、長かった燻製への道もついに完結編だな。

ゲームボーイサガシリーズで言えば『時空の覇者』といったところか。
懐かしいなぁ。

だが、残念なことに私はサガ3だけはクリアしていないんだ。

やはりサガは、サガ1のカオスっぷりが秀逸だな。
「村一番の美人」「ゾクのはちまき」「チェーンソーで一撃」……何もかも懐かしい。


サガ2といえばあのFLASHだな。そう、「SAGA2の思い出」だ。










懐かしの名作FLASHで涙したところで、そろそろ本題といくか。


実を言えば、燻煙したあの日から下界の時間で一週間ほどの時が流れている。
光陰矢の如し。月日の経つのも夢のうちだな。
とかくこの国は忙し過ぎる。

まぁいい。
燻製とは、本来長期保存が可能な状態に加工するための技術でもあるからな。
冬の今なら室温も極めて低いし、一週間ぶら下げていたって
肉が痛むことはないだろう。



これが燻煙後一週間部屋乾しした豚バラブロック。
人類が決して辿り着けない神の叡智として、神が我々に与えたものだ。

さ、まずは広げてみるか。






一体どんな素材でできているのか、調べれば分かるだろうが、
すまない、私には興味がないのでね。
詳しいことはまたアークエンジェル達にでも聞いてみるんだな。
誰か知ってるんじゃないか。





軽く炙ってみるか

しかしこの豚バラは非常に脂肪が多いな。今さら言うまでもないが。







よし、食してみるか。
うん、ちょっとしょっぱいな。
塩抜きの時間が足りなかったようだ。
酒の肴にはいいんじゃないか。



カルボナーラに活用してみたぞ。
ソースを薄味に設定すると調度いいな。
半ベーコン丼は、まぁついでだ。



最後は割とあっさりだったが、こんな感じで燻製初挑戦は終わりだな。
まぁ無駄に引っ張ってもしょうがないし。



ではここで今回の総括をしてみるか。
…いや、反省点だな。


・一斗缶を手に入れるのは意外と容易ではない
・一斗缶を加工するにはそれなりの環境が必要である
 小さい貫通や金ノコでは役に立たない。住宅密集地で作業はできない
・スモークウッドだからといって、1度点火しても2時間お任せできない
・塩抜きは2時間じゃ足りない
・燻製機で重要なのは「いかに密閉するか」
ゆでたまごを火に近づけ過ぎてはいけない


まぁこんなところか。



今回作った燻製機・試作 零号機は近々零号機(改)としてバージョンアップさせる。
具体的な改良内容だって? はははは、それは昨日言っただろう。

あ…すまない、君にとっては明日の出来事か。

いや、もっと先だったかもしれないなあ。


次はこれを読んでいる人達にも、付き合ってもらうよ。

その日が来たら、また説明しよう。



the end